【シャーマンズ】ボードゲーム紹介・レビュー

こんにちは、ふらっとです。
今回は「シャーマンズ」というボードゲームについて紹介していきます。
ゲーム概要
- デザイン:System:Cédrick Chaboussit Art:Maud Chalmel
- プレイ時間:約40分
- プレイ人数:3-5人
- 対象年齢:10歳以上
- 版元:Studio H
- 販売:ホビージャパン
- 発売日:2021年12月
- 希望小売価格:3,300円(税込)
最大5人までで遊べる中量級のゲームで、アートワークがとてもおしゃれです。ルールはシンプルながら奥が深く、価格も安めとなっております。
大まかなルール
ゲームのシステムとしては、人狼ゲームのような正体隠匿系です。ラウンドごとに「シャーマン(光側)」と「シャドウ(闇側)」の2陣営に分かれ、お互いに正体を隠したままゲームを進めます。

白がシャーマン、黒がシャドウ陣営のカードです。他のプレイヤーの役職カードを見ることはできません。
プレイヤーの目的は、勝利点の獲得です。ラウンド数は決まっておらず、誰かが10勝利点を獲得するまでゲームは続いていきます。
いずれかのプレイヤーが10勝利点を獲得した時点でゲーム終了です。勝利点の獲得方法は、それぞれの陣営を勝利に導くことです。自分がシャーマンならシャーマン陣営が勝利すると得点がもらえ、自分がシャドウならシャドウ陣営が勝利すると得点がもらえます。各ラウンドで獲得した勝利点は、そのまま自分の累計得点として次ラウンドに引き継がれます。
ラウンドが変わると、陣営も変わります。自分がシャーマン陣営のラウンドもあれば、シャドウ陣営のラウンドもあります。毎ラウンド新鮮な気持ちでプレイできる仕組みになっています。
各ラウンドでは自分の陣営を勝利に導くためにチームプレイが必要となりますが、あくまでも個人で得点を獲得していくという仕組みが面白いです。基本的にはシンプルに自分の陣営を勝利に導こうとしますが、時には同じ陣営の中でも思惑が違ったりして、これまでにないプレイ感のゲームです。
ゲームの仕組み
各プレイヤーが行うことはとてもシンプルです。
まず、ラウンドごとにプレイヤーにカードが配られます。7色のカードがあり、各色1から8までの番号が書かれています。なので合計56枚のカードが存在します。これを各プレイヤーにランダムに配り、そのラウンドの手札とします。(5人プレイの場合は56枚のカードをフルで使うのですが、プレイ人数が5人未満の場合は使う枚数が少なくなります。)

じゃんけんなどで親プレイヤーを決め、親プレイヤーから順番に好きなカードを場に出していきます。全プレイヤーが1枚ずつカードを場に出し終えたら、そのターンが終了します。出したカードの色や数字によって効果が発動し、すべての処理を終えたら次のターンに移行します。全プレイヤーが手札のカードを出し切ったらそのラウンドが終了し、陣営の勝敗決定や、プレイヤーごとの勝利点獲得の処理などを行います。この時点で勝利条件を満たしたプレイヤーがいればゲーム終了、いなければ次のラウンドに進みます。これがゲーム全体の大まかな流れとなっています。
カードの出し方について。各プレイヤーは、親プレイヤーが出したカードと「同じ色」のカードを出す必要があります。しかし、これは強制ではありません。手札にその色のカードがない場合などは、別の色のカードを出すこともできます。(カードを出さずにパスはできません。必ず1枚のカードを場に出す必要があります)
親プレイヤーが出したカードと「違う色」のカードが場に出されるたびに、ボード上のシャドウポーンが1マス進みます。シャドウポーンが17マス進むと、その時点でシャドウ陣営の勝利となります。つまり、自分がシャーマンである場合はなるべく親プレイヤーと同色のカードを出す必要があります。シャドウポーンが17マス進む前に全プレイヤーの手札がなくなった場合、シャーマン陣営の勝利となります。

各プレイヤーが場に出したカードは、1ターンごとに共有ボードのカード置き場に配置していきます。カードは色ごとに分けて配置していきます。ここで、各色のカードを確認し、1-8までのカードが全て場に出ている場合、その色の特殊効果が発動します。特殊効果には、任意のプレイヤーを選びそのラウンドを脱落させる効果や、任意のプレイヤーと陣営を入れ替える効果などがあります。このため、自分の役職を他プレイヤーに悟られないようにカードを出していく必要があるというわけです。(特殊効果を得られるプレイヤーの決め方については、少し細かいので省略します。そのターンに各プレイヤーが出した数字の大小が決め手になります。)

自分がどちらの陣営かについてはラウンドの最初にランダムに配られる役職カードで決定しますが、自分以外のプレイヤーの役職はわかりません。つまり、自分がシャドウ陣営の場合もシャーマン陣営の場合も、どのプレイヤーが味方かはわからない状態なんですね。ここが面白いポイントで、「あの人は親プレイヤーと同じ色のカードをたくさん出しているからシャーマン陣営だろうな」などの予測をしながらプレイをしていくわけです。
基本的にプレイヤーの行動は「手札のカードを選んで場に出す」だけなので、誰でもすぐに楽しむことができるゲームです。個人的には5人でプレイするのが一番面白いと感じました。値段もお手頃なので、ぜひ一度プレイしてみてください。