「街の上で」あらすじ・感想

こんにちは、ふらっとです。
今回は「街の上で」という作品のあらすじ・感想をまとめています。
今泉力哉さんが監督を務めた作品で、2021年4月から劇場で公開されていた作品です。
現在はNetflixにて配信されています。
あらすじ
下北沢を舞台にした作品で、恋愛をめぐる若者のリアルな日常を描いた物語です。
若葉竜也さん演じる荒川青は冴えない青年で、フラれた元カノのことを忘れられないでいます。
そんな中、古着屋でいつも通り仕事をしていると、一人の女性から「大学で行なっている自主制作の映画に出演してくれないか」と依頼を受けます。突然の出来事に戸惑いつつも、最終的には映画に出演することにします。
映画出演をきっかけに、青を中心として物語が動いていく…といった内容です。
日常の風景を描いた物語で、内容も全然重くないので気負わずに観ることができました。
見所・感想

主人公・青とそれぞれの関係性を持つ女性4人を中心として物語は展開していきますが、この4人の女性それぞれのキャラクターがすごく立っています。
4人それぞれが日常に対してどこかモヤっとしたものを抱えていて、誰かしらに感情移入しながら観られるのではないかと思います。
個人的には、穂志もえかさん演じる川瀬雪がすごく良かったです。雪は青の元カノで、すでに別の彼氏ができています。雪が青に別れを告げる過去のシーンから始まり、中盤には今の彼氏に対しても「一緒にいて楽しくない」と告げる様子が描かれます。自分勝手でわがままだけどどこにいてもモテる感じの女性で、「こんな女性いるよなー笑」と思えるほどすごくリアルな女性像が描かれていました。
また、青が出演した映画制作スタッフの一人である城定イハ(中田青渚)もすごく好きです。
青は映画に出演したものの、ガチガチに緊張してしまい最終的に青の出演したシーンは全カットとなりました。映画制作スタッフの打ち上げになぜか参加した青は、飲み会の最中にふとしたきっかけでイハと知り合い、なんとなく意気投合した2人は、イハの自宅で飲み直すことにします。
過去の恋愛について青とイハが語り合うシーンがあるのですが、これがすごい。長回しで撮られていて、「本当に芝居か?」と思えるほど自然なんです。とにかくイハのキャラクターが魅力的でかわいらしい(笑)。現実にいたら一瞬で好きになりそうです。
ストーリー自体も綺麗にまとまっています。物語を通して青が出会う人物同士が思わぬところでつながっていたり、アンジャッシュのすれ違いコントのような展開があったり、思わず笑ってしまいました。
下北沢の街並みや人々のリアルな心情が巧みに表現されていました。
家でお酒でも飲みながらダラダラと観て楽しい作品ですので、Netflixでぜひ観てみてはいかがでしょうか。